主婦の社会復帰

復職しやすい職種と注意点について

家族と話し合って優先順位を明確に

主婦になってから復職を希望する人は、まず自分のライフプランをどうするかをよく考えましょう。夫をはじめとした家族としっかり話し合い、ライフプランを決めてから復職するのがスムーズです。特に、ともに支え合うことになる夫とは、お互いに納得がいくまで会話を重ねることが重要となります。
子供がいる場合は、仕事をすることで少なからず影響が出ます。子供の生活や学校教育をどうするかといった話合いも必要です。子供がいない場合は、いつ頃に出産をしたいかといった話合いをしておきましょう。また、自分の両親や家族などに介護が必要になることも、決して珍しい話ではありません。誰がどう対応するのか、最低限の検討はつけておいた方が、後々のトラブルを防げます。そういった希望について項目を並べた後は、優先順位を設定します。仮に、教育と介護のためにはしっかりとした貯蓄が必要だと考えるのであれば、それも優先度が高い順位になるものです。そういった話し合いができてから復職先を選び、応募します。
すぐに面接となる可能性もありますが、その際は夫と話し合った内容を元に、時短勤務や残業の有無・制限についての希望を伝えることです。家庭のことなので、伝えづらいと思う人もいるかもしれません。しかし、復帰後に「やっぱり家庭との両立ができないので仕事をやめます」と言い出して周囲に迷惑をかけるよりも、最初に希望を出し、会社として対応できる・できないをはっきりさせた方がいいといえます。そうして、優先順位に基づいて許容できるかどうかをよく検討することで、安心して復職できます。

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